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週刊宮本武蔵アーカイブ(10) - cover
RIPRODURRE CAMPIONE

週刊宮本武蔵アーカイブ(10)

吉沢久子

Narratore 浅科准平

Casa editrice: Otobank

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Sinossi

国民文学作家・吉川英治の代表作『宮本武蔵』の週刊配信を開始!新聞小説として連載され、かつてないほどの人気を得た吉川英治の「宮本武蔵」を、情緒ある朗読に演出を加えたオーディオブックとしてお届けします。本コンテンツは、定期配信番組「週刊宮本武蔵」で配信した2015年10月分をまとめたアーカイブパッケージ版です。第40回 わすれ貝大阪の港に到着し、船から降りた祇園藤次はひどく腹を立てていた。船内で少年に髷を切られ恥をかかされた上に、楽しみにしていたお甲との時間も失ってしまったためである。とはいえ、お甲についてはやむを得ない事情だったので、藤次はしぶしぶ門人たちのいる部屋へ向かう事にした。髷のない頭を見られ、小馬鹿にされる始末であったが、翌朝になり、真相を知った門人たちは吉岡道場に汚名を塗った少年を捕えるべく立ち上がる。第41回 旧約お杉隠居と又八は再会して以来、初めの二、三日こそ仲がよかったものの、馴れるにつれ喧嘩ばかりするようになっていった。そんな二人をなだめようと、権叔父は茶屋で一酌やろうと提案するが、店内でも彼らの口論は続き、やがてしびれを切らした又八は店を出て行ってしまうのであった。彼を止めてくれてもよさそうな権叔父はその時、呑気に海の方を眺めていた。その視線の先には何ともいぶかしげな若い女の姿が……。第42回 物干竿猿を携えて市中へ入った美少年を捜し回る吉岡門下の者たち。とある刀職人の話によれば、その少年は肩に背負っている物干竿という刀を研ぐため、京都へ上る船に乗ったという。一行は陸(おか)を走って船に追いつき、今すぐ岸へ寄せるよう叫ぶが、船内の者たちは彼らを小馬鹿にするばかりで、船を止めようとしない。やがて門下の一人が罵声を浴びせると、船内から一人の若者が船べりに姿を現すのであった……。第43回 山川無限足の裏に傷を負ってしまい、己の未熟さを反省しつつ駄賃馬で移動していた武蔵。次の目的地である雲林院(うじい)村に到着したのは、夜も深い時刻であった。くさり鎌の上手・宍戸梅軒に会うため、さっそく彼の家を訪ねるのだが、梅軒は留守中であり、そこには女房と赤子の姿しかなかった。武蔵は壁にかけてあったくさり鎌を手に取って扱い方を考えていると、女房が鎌を引ったくり、実際の型を示す。その姿に思わず眼を見張る武蔵であった。この続きをお聴きいただける定期配信番組「週刊宮本武蔵」はこちらから。http://www.febe.jp/podcast/miyamotomusashi
Durata: circa 2 ore (02:23:13)
Data di pubblicazione: 01/01/2016; Unabridged; Copyright Year: 2016. Copyright Statment: —